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一日の終わり、喧噪から離れ、
    一人静かに疲れを癒す。
     ここは、そんな店でありたい。

Sketch #4

「 近頃は、音楽をWebから買う人が多いそうだ。しかも、LPやCDといった アルバム単位ではなくて一曲ごとに。それも一因か、新譜CDの売れ行きが落ちて久しいと聞くと、街のセコハン屋で今だにレコード箱を漁る身としては、少し寂しい気がする。確かに今は、CDショップでもWebでも曲を試聴できるから便利だなとは思うことはある。外れないし確実だ。しかし、だ----音楽との出合いっていうのは、聴いた時の内容の良さだけじゃなくて、なんかこう…特にジャズはさ…。
 と、何気にそんなことを考えて歩いている札幌はすすきので、足は馴染みのジャズバーに向かっている。[BAR81]と小さな看板を掲げてある、とても入りにくい入口を開けた途端に聴こえてくる大音量のジャズ(p.s. 全く聴こえない時もある。マスター曰く「ヴィンテージオーディオは、真空管も含めて全部消耗品だから、お客さんのいない時は電源を切ってる」と)。カウンター席しかないその店の、空いた席に腰を落ち着けてバックバーに並ぶバーボンやスコッチの中から、 見慣れない一本を注文する。家では聴けない音量で、自分で作らずに酒を飲みながらジャズを聴けるというのが外飲みのいいところだ。聴いたことのない曲に、「さて、今は誰の…」と目を壁際に向けると、そこには今流れているレコードのジャケットが置かれている。見覚えのないそのジャケットに、思わず「いいねぇ、このジャケット!」とニヤリとしてしまう。そうなんだ、ジャズとの出合いっていうのはこれも楽しみなんだ。俗に、”いいジャケットに外れナシ”、つまり、箱を漁ってる時に「よさそうじゃない?」って つい手を止めて買ってしまう”一目惚れ”----試聴して内容を確認して買うより、知らずに聴いてその選択が正しかったと思えた時には、嬉しさが倍増するんだよ!
 片面が終わって、マスターがそのジャケットにレコードをしまう。そして、次の一枚をターンテーブルに載せて針を置く。これも聴き覚えがない、でもいいねぇ…さて、この盤のジャケットにもニヤリとさせられるだろうか。また新たな出合いが、そこに待っている。」

 

 ジャズに一目惚れしてみませんか?
                  by バーエイティワン店主・真夜中の仲人
 


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